ハルト「え……?本当に知らないんだけど」
一気に、空気が重くなった。
ハルトくん、ちょっと怒ってる……?
私「え…でも、前に登録してたのと同じ写真だったし、プロフィールも…!」
でも!私だって引き下がるわけにはいかない!!
こんなことになってもまだ、ハルトくんを好きな私は
できればハルトくんと別れたくはない。
だから、ハルトくんがアプリをやめて
今後はちゃんと私だけと向き合ってくれるのが、一番ベストな展開なんですよね!
何とかここで、アプリを辞めさせたい――!
…ハァァァァ。
電話口から
ハルトくんのクソでかため息が聞こえてきました。
ハルト「…あのさ、そんなこと言われても、本当に知らないもんは知らないんだよね。
誰かに勝手に写真使われてるとか、そんなんじゃないの?」
え……本当に?
そんなこと、あるの?
じゃあもしかして、私の早とちりだったりする?
ハルトくんはアプリに再登録なんて、してなかったってこと?
――でも、それにしては、急に態度が冷たくなったり
私に会う時間つくってくれようとしなかったり
あやしいと思っちゃう行動が多かったんだけど……
けど確かに、前に登録してた時の写真や情報をスクショとかで撮ってた誰かが
今になって、悪用してる可能性もある、のか……?
えええ!分かんないよ!
どっちだ、コレ!?
私「そう、なの…?」
ハルトくんのことが好きな私は
『できればそうだったらいいな』って希望も含めて、ハルトくんとの言い分を信じたい気持ちと
『でもやっぱりウソじゃねぇの!?』っていう疑いの気持ちとで
めちゃくちゃ揺れていました。


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